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日曜昼のお好み焼き屋の風景

  • 2007-07-09 (月)
  • 大迫

土曜日は二日酔いで早寝だったため、日曜は早くに目が覚める。

せっかくなので、スカパーでサッカーU20W杯を見る。

ふむふむ。なかなかイキの良いサッカー。勝って欲しかったけれど、

ガンバ大阪の安田くんが良かったので嬉しくなる。

 

何もない日曜の午前中は、たいてい立花駅前の喫茶店へ行く。

「時の流れに身を任せ」なんかのエレクトーンバージョンが流れる店内は、

子連れのおかんがいたりしてファミレスぽかったりもするが、

おばはんが病院の審議委員会を開いていたり、

おっさんがスポーツ新聞を読んでいたりする下世話な空気が好きだ。

なのでここではたいがい『週刊現代』 を読むことにしている。

隣の頭にタオル巻きの兄さんは中島らもの『異人伝』を読んでいる。

きっとただ者ではなかろう。

 

下世話な日曜の午前中を満喫した後、お腹が空いてきたので、

お好み焼き屋へ行くことにする。

アマでは「武庫川団地」と呼ばれるエリアにあるその店は、

たぶん尼崎で一番旨いお好み焼き屋だと思っている。

行くと、店の前で茶髪の兄ちゃんおっさんがキャッチボールをしている。

テーブルが空くのを待っているようだ。

あらま満員御礼かと思って覗くと、カウンターが空いていた。

 

焼きそばにしておこうかと思っていたが、イカ・カス・スジのお好みにする。

なぜかは分からない。そう口をついて出てしまったのである。

この店は味の濃さやボリュームもかなりのもので、モダンを頼んで往生したことがある。

それにしてもよく流行っている。

焼肉屋でもやってそうな白Tシャツにファイテンのあの輪っかをしたダンナと、

若井みどりみたいな 嫁はんの2人組。

その隣では小学生らしき娘に、ほっそり入道な父親が、

割り箸を使って平行四辺形とはなんぞやを教えている。

はたまた元気の良い娘と母親と、物静かな親父の3人組は、

「テレビ見てたらいろんなもんが食べたなるわ~」「せやなあ」

「焼肉とか、冷麺とか」なんて会話をしている。(韓国料理ばっかしやがな・笑)

 

 アマというのはお好み焼きの文化圏で言うと大阪のいわゆる「混ぜ焼き」が主流で、

特に南部はその傾向が強いのだが、武庫之荘の方へ行くと、

これがけっこう神戸の「のせ焼き」の店もあることが最近分かってきた。

この店も「のせ焼き」なのだが、なんせ量がすごい。味も濃い。

おしぼりはタオルで出てくるし、水はジョッキでかち割り氷と一緒に出てくる。

神戸焼きではあるが、とても無骨で洗練されていなくて、

そこがまたアマっぽいと勝手に悦に入ったりしている。

 

そんなことを考えているとどうやらにやけていたようで、

椅子に座りながらカウンターを拭くオモニに、「美味しそうやなあ」と言われた。

「美味しいですよ~」と言うと、「頼むで」で笑われたので、

「何をいな」とやっぱり笑って返しておいた。

 

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