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「見てきたように」歴史を語る人

  • 2010-05-14 (金)
  • 大迫

明日はナカノシマ大学5月講座その1「お爺ちゃんと俺の二人展」。そして来週には高島幸次先生による5月講座その2「風雲急!? 幕末大坂の風景」がある。そして、今日から色校正に取りかかる月刊島民では、古代史のエキスパートである千田稔先生と一緒に「奈良から見た大阪」について考えている。

なんだか最近、歴史のことばっかりやっている気がする。根がそういうタチなので、仕方がないといえばないが、面白いのは、お話を聞かせていただく方々の話しぶり。高島先生も千田先生も、本当にその時代に生きていて「見てきたように」歴史を語る。

高島先生が「あの時、新選組が」と言ったり、千田先生が「まあ、元正女帝はね」と話すときには必ず、やや視線を斜め上に向け、「えっと昨日の晩ご飯はなんだったっけ」と、つい昨日か一昨日くらいのことを思い出すような仕草をなさる。その様子がまさしく「見たきたよう」なのであった。

いや、しかし、これが話しを聞かせていただいているこちら側にしてみると、とても安心感があるというか、きっとそうに違いないと確信し、どんどんその世界にのめり込んでタイムスリップすることができるのだ。

「あんた、見てきたんか!」

これは歴史をあつかっているときによく飛び出すツッコミだけど、こうした「見てきたように」系の先生方にそんなツッコミは愚問中の愚問である。たぶん、これまでに調べてきた史料や訪れた場所から得たエキスのようなものが血となり肉となり、それが語るときに何かの形で分泌され、それが聞き手を安堵と陶酔へと導いているのであろう。

というか、本当に「見てきた」のかもしれない。

そんな時間や空間まで飛び越えるナカノシマ大学講座を、ぜひお楽しみに!

 

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