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青山 Archive

西加奈子さん、新作は『こうふく』2作。

140Bブログは「今年もよろしくお願いします」の

青山ゆみこです。

 

大迫くんが書いている通り、西加奈子さん織田作之助賞受賞の朗報。

西加奈子ファンの青山は、興奮のお祝いメールを送らせていただきました。

すると、早速ご返信いただき、

「織田作大好きやから、とても嬉しいです。
夕陽丘に住んでたし、感慨深いです」とのこと。

 西加奈子さんらしいストレートな言葉にまたにんまりしました。

 

 さて、今日も西加奈子さんの新作が早速評判が良いらしい。

という噂を耳にしました。

まだ、発行されていないのですが、ゲラはそろそろ回っているようです。

つまり、今の段階でゲラを読む立場の書評を生業にしている超プロなどが、

かなり絶賛している…ということは、相当の期待な訳です。

 

西さんが、返信メールの中で

2冊ある両方とも書名が「こうふく」で、

テーマは「膣と心」だと教えてくれました。

カッコ良すぎる、シブいテーマで

それを聞いただけでぞくぞくと興奮しました。

ネットでググルとこんなブログに辿りつきました。

http://www2.quilala.jp/diary/archives/2007/12/index.html

http://shida.arekao.jp/archive-20071125.html

 

発売日などわかったら、またご報告いたします。

ちなみに、青山の2007年ベスト3のひとつは

西加奈子さんの短編集『しずく』 です。

もひとついうと、もうひとつは黒川博行さんの『悪果』です。 

こちらは直木賞候補ですね。興奮することばかりです。

いや、ほんまに。

 

 

 

『やっぱり神戸?』の報告と、新企画の告知。

お久しぶりです、青山ゆみこです。
『やっぱり神戸はモノがちがう』はお陰さまで大変ご好評をいただき
誠にありがとうございます(ぺこり)。

 

南京町の焼豚屋さんや、マカロンのお店。
栄町の港町酒場に元町の広東料理店などなど 、
いろんな場所でも反響を耳にしており喜んでおります。

 

どうもお話を聞いたりしていると、
「クリスマス前にキメるぜ(わよ)」といった
短期決戦型のやる気マウンテンゴリラな男子&女子ではなく、
「なんかちゃう思てたら、やっぱりなんかちゃうんや」
という人生長丁場な年齢性別職種問わずの読者が
やっぱり神戸なグラデーションを描いているようで、
それはまるで本のノリそのままで、
それも作り手として嬉しく思っております。


『やっぱり神戸はモノがちがう』を読んでくださった
かつてバリバリ映画マンだったナイスミドルから、
やっぱり違う神戸の姿を残しておきたいという趣旨で
映像作品製作に関する強力のオファーもいただきました。
いや、仕事じゃないんですが、
何かできることがあればいいなと、自分のためにも思います。



さてはて、師走に突入してからというもの、
お世話になった方に会う機会があると、
お歳暮というには大層なのですが
ちょっとした手土産を持っていくことが多いです。


誰でもそうだと思うのですが、
もらうのも楽しいけれど、人に何かをあげるのって
すごく楽しいですよね。

その人のことを思い出して、
好きな食べ物や生活のリズム、
家族構成や改めて計る自分との関係性…。
持参時のシチュエーションもありますよね。
大人数であげる場合、自分一人で持参する場合。


そうしたことをいろいろと想定しながら
おつかいものを決めていくとき、
その人との関係性が、前よりもずっと深まったような気が
青山はいつもします。
いえ、こちらが勝手に深めるのかもしれませんが、
そんな気持ちも持って行けたらいいと思いませんか。


ということを踏まえて、
140B劇場にて新連載をはじめたいと思っています。


例えば、先日こんなシチュエーションがありました。

彼女は大学の同級生。
つまり立場がイーブンな気の置けない友人。

彼女は甘いモノが大好きだけれど、
産後の肥立ちを引きずっていて
まったりべっとりのスイーツは怒られてしまいそうです。
ただ、昼の1時過ぎにお邪魔するのに
お茶請けも用意しないのは、こちらてきに居心地が悪い。
それも、すぐに開けることを考えると乾き物は愛想がない。
やっぱりしっとり生ものといきたいところ。
この、「生っぽさ」には、
「わざわざ直前に買いに走った感」が付加されます。


それで選んだのが
トアウエストの「モダナーク・ファーム・カフェ」の
ココアのロールケーキ(ロールしてないけど)。

Mode20cake.jpg 

「モダナークカフェ」はオーガニックにこだわった
ナチュラル志向なお店で、ココアも有機栽培もので、
生クリームは新鮮で驚くほど軽やかです。

青山は左党なので普段甘いモノをほとんど食べません。
が、このケーキはかなり、美味しい。
(写真は知人宅で撮ったものです)

神戸のトアウエストという場所は、
大型商業施設の建ち並ぶ三宮中心地とはまた違い、
手作り感があるショップやカフェが密集する
「天気のいい昼下がりにまったり」が似合う場所です。
そこにしかないモノを探しに、
お洒落にこだわった男子女子が
わざわざやってくるエリアでもある。


…ということを、青山と同じく神戸育ちの彼女は知っているので
「あ、トアウエストの!」とまずなる。


「モダナークカフェ」は入ったことがない人でも、
表の気持ちの良さそうなテラスを見たことがあるような
トアウエストど真ん中にあるので、
「木で囲まれてるテラスのとこ?」と彼女は張り切って言いました。
いかにもそんなテイストの紙袋や入れ物も
気の置けない友人に、ならではですよね。

 Moder20box.jpg

実は持ち帰りもできるねん、という情報も
彼女に大変喜んでもらえました。
※カフェでは500円で持ち帰りは400円。
1本のロールで買うと2000円前後だそうです。
トッピングの果物は、季節で変わりそうですね。

神戸と縁もゆかりもない人には
いささかパンチにかける手土産ですが、
神戸を愛している彼女には、あえて超メジャーではない
街の気配と手作り感溢れる品が喜ばれたりもします。


というような、
単に「モノ」紹介でもなく、
こんな場合にこんな人に、こういう気分で。
もちろん、全てのモノには街的なエピソードのオマケがつく。
そんなページを更新していきたいと思います。

 以上、企画初期段階の告知でしたー。

『やっぱり神戸はモノがちがう』ある種の編集後記。

『やっぱり神戸はものがちがう』がひと段落して

『仁義なき戦い』 を観漁っている青山ゆみこです。

 

前にこのブログを更新したときは、まだ前哨戦だったのに、もう校了間近。

早いもんだ、というよりも、やっぱりこれぐらいの短期間で

スピーディーに作るのがいいな、と改めて思った次第。

 

ツトメニン編集者を辞めて以来、

特集の何十ページレベルの編集デスクしかしておらず、

まる一冊の企画を自分で立てたのは初めてだったので、

何となく懐かしいような気分で新鮮に楽しめた。

神戸に対しても、そんな感じで新鮮に、

かつ、前にミーツで『神戸本』を作った時には出来なかったことを

できた感もあるので、作り手としても面白かった。

前の『神戸本』 (白い表紙のシリーズ1作目)は

現ミーツの副編集長であるムラセ嬢と編集&原稿を分担して

二人で、いや、モリモト嬢(現ミーツ編集部員)と三人で

あれこれやいのやいのと言いながら作ったんだけど、

やっぱりあの三人だからあの本になったんだと思う。

今回の『やっぱり神戸はモノがちがう』 も松本創&大迫力の三人だから

そうなったんだろう…と思える作り手の手触りのある雑誌って

やっぱりいいよね。いや、自画自賛というよりも、

あたしは、他の雑誌でも、そういう手触りが一番好きで、

最近の『エルマガジン』 誌を見ていると、作り手の気配が感じられて

楽しいなあ、とニヤニヤしている。

 

ともあれ、明日、大迫力が東京に出張校正で、本当に最後で、校了。

もう、任せたから心配はしないし、中島社長と彼だから

心配する必要もないと思うけれど、どうも気持ちが落ち着かない。

産んだ子供の嫁入り最後の挨拶に立ち会わないような複雑な気分だ。

こういう切ないというか胸がそわそわする気分も、なんだか懐かしい。

やっぱり最後は自分で見たかったなあ。

というのが、編集者の心情としては正しいと、自分に我に返る。

 

ともあれ、実は今回の1冊を終えてみると、

雑誌じゃないものを作りたくなった。

140Bはもうずいぶんと雑誌にかかわり、新雑誌も何冊か創刊してきたけど、

そろそろ書籍にも力を入れていきたいところ。

という流れで、中島社長や江や青木も動き出しているけど、

私も私が欲しい本を1冊作りたいと思っている。

もちょっと企画が固まったら報告したいと思います。

結構、いやかなり、楽しみです 。

 

内田樹先生、小林秀雄賞受賞の祝賀会。

先だって東京で執り行われた

140B参与の内田樹先生の「小林秀雄賞受賞の祝賀会」。

 

参加されていた山本浩二画伯から

青山に写メ速報が送られてきたので、

その映像を皆さまにもお見せしますね。

 

ちょっと遠いけど、内田樹先生のスピーチ。

  小林秀雄賞

二次会ではっちゃける江弘毅と『週刊現代』の加藤編集長。

  小林秀雄賞二次会

 撮影者は両方とも山本浩二画伯です。

 

この会の模様の140B関連の方のブログもご参照くださいませ。

内田樹先生ご本人→http://blog.tatsuru.com/2007/10/07_1007.php 

 

140B参与にして内田樹先生の幼馴染みの平川克美さん↓

http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/diary/200710060000/

 

元ラグビー選手で内田樹先生との共著も出された平尾剛さん↓

http://blog.so-net.ne.jp/canvasdialy/2007-10-08 

 

平川克美氏&黒川博行氏のご報告。

昨日のオオサコチカラに引き続き、ご報告。

まず、140B参与にして、内田樹先生の幼馴染みで

詩人でワルで青山ゆみこの江戸の兄貴な平川克美さんの、

『風雅月記』の連載第一回が本日、28日から始まります。

媒体は、朝日新聞夕刊です。わぁおー。

あ、ただ、東京版です(関西在住としてちょっとしょんぼり)。

裏の手で平川さんにPDFデータを送っていただきましたが、

すんごい面白いのに、ここに添付する術をしらない青山です(謝)。 

東京&九州方面の方はぜひ! 

 

続けて、西の博打打ちで男前なアウトロー作家といえば、

の黒川博行さんの『暗礁』の文庫版の発売日が決まりました。

10月10日(火)。幻冬舎文庫です。

上下巻の大作ですが、下巻の巻末の解説を

わたくし青山が書かせていただきましたので、

途中で休憩しないで一気に会いに来てくださいね。

まあ、止められなくて一気に読んじゃうと思うけど。

下巻の最後でお待ちしております(ぺこり)。

 

もちょっとしたら、幻冬舎の担当モリシタさんが

見本刷りを送ってくださるそうなので、またお見せしますね。

 

黒川博行さんといえば、角川から9月25日に発売になった『悪果』 。

黒川博行さんは『暗礁』がそうであるように「疫病神」シリーズも人気だけど、

ミステリードラマの原作としても有名な警視庁黒豆シリーズも根強い人気作。

警察ものって取材力と気骨で決まると思うのですが、

その奥行きに骨が震えるような、

そして社会の暗闇とぬかるみにずるずる入るような警察小説の傑作!

と「野生時代」連載時から評判なのがこの『悪果』なのです。

 

青山はアマゾンでももちろん予約注文していたのですが、

黒川さんからもご手配いただいて(感激)昨日140Bに 『悪果』が到着、

するや黒川博行ファンの江弘毅が他数名を押しのけてゲット。

むさぼるように読みながら、「最高やのお」「むちゃくちゃやんけ」と叫んでいます。

こちらも140B推奨本とさせていただきます。いや、マジで。 

黒川博行『悪果』

『やっぱり神戸はモノがちがう』vo.2。

ようやく台割を決めてみたら、

それでも、どう考えても、詰め込みすぎ。

これでは、既に泣く泣く削った意味がないので、

今朝うなされて起きて朝からさらに削る。

編集作業って、つくづく、削る作業なのだと、久しぶりに実感した。

削る=選択する。

決定ね。決定。

 ほんと、何かを決定するって責任は生まれるし、

リスクはとらなきゃいけないし、

まあ、だから面白いってもんだけど。

と、ぶつぶつ言っている青山ゆみこです。こんにちは。

 

というわけで、『やっぱり神戸はモノがちがう』のたたき台ボディは

かなり良い感じにシェイプされ、

すっきりくっきりとしたラインを描きはじめています。

そして、早速、明日から取材時期に突入。

お世話になる皆さま、どうぞよろしくお願いします。

 

また取材秘話などをアップしていけたらと思います。

 

青山取材のトップバッターは、

神戸元町別館牡丹園の焼売。焼売でも「高い方」です。

神戸元町別館牡丹園の料理は実は全て持ち帰りができるのですが、

持って帰って勿体なくない料理はやはり限られますよね。

その数少ない中でも、自宅の食卓ですごい威力を発揮するのが

「高い方の」焼売。もちろんタマランチ会長。

メディアではあまり取り上げられることがない逸品なのですが

(他の料理もすごいのがよーけありすぎて)

今回はページを開けたら焼売の皮がぴとりと手の指につきそうな感じで

ボカンとバシッとお見せしたいと思います。

食材は限りなくシンプルだけど、

だからこそどれだけ食材選びに命がけかわかる一品でもあります。

ここの焼売食べたら、ちょっとショック受けると思います。マジで。 

 

神戸元町別館牡丹園↓

http://g.pia.co.jp/kansai/kobe/botan.html 

『やっぱり神戸はモノがちがう』

こんにちは、青山ゆみこです。

『京都を買って帰りましょう』 『世界レベルの大阪ええもん』

に引き続く第三弾。

それが 『やっぱり神戸はモノがちがう』です。

 11月15日の発売 に向けて、そろそろ140Bも始動です。

 

このシリーズはいつもその街に縁ぶかい書き手と撮り手で、

いったいその街とは何なんだろうと問いながら、 企画・編集を進めています。

その街のことはその街の人間に聞け、ですね。

 

ちまたに溢れる情報誌の中には、

ただ店を集めたというものも多くあります。

読み手も、それ以上を望んでいない場合もあります。

 

しかし、わざわざ白い紙に文字や写真を印刷して

その過程で多くの人の手と時間をかけるというのに、

単なる消費物としてのそういうモノを作るのは犯罪に近いのではないか、

といつも思います。

だから、伝わるか伝わらないかは別にして、

少なくとも作り手の立場としては、

少しでも何かを伝えるために、精一杯もがいて考えてみたいと思っています。

たいていの雑誌はそうやって作られていると信じていますが、

ときに、そのもがきの先に銭金しか見えない場合もあり、

寂しく感じることもあります。

儲かるためにモノを作るのは、大人としてはつまりません。

 

しかし、もちろん商売です。儲からなければなりません。

140Bの株主さまに、来期は配当をお配りして

左うちわを手が千切れんばかりにうはうはパタパタと振って欲しいものです。 

 

いや、振らせたい。振らせてみようホトトギス。 

左うちわの打ち出の小槌。 

 

 

というわけで、

儲かるために作ってないのになぜか儲かるに違いないモノを作ります。

同じように聞こえるかもしれないけど、私には全然違うのです。

 

さて、今回は灘区在住で元神戸新聞記者という

ど神戸な140Bのスナイパー松本創。

加えて、垂水育ち元町在住の神戸まみれ不肖・青山ゆみこが主軸となり、

神戸在住の岸和田男・江弘毅や、最近神戸に頻出のオオサコチカラ、

実は芦屋在住のなんだか社長っぽい響きだねの中島社長など、

140Bが総力を尽くして闘いに挑むこととなります(闘い?)。

 

ほか、何人かのライターさんにもお手伝いいただきます。

撮り手は「先生」カメラマンにして、

取材先でよく「平井堅に似てる」と羨望の眼差しを受ける

「男前」カメラマンの川隅知明さんです。

自宅のある六甲アイランドをジョギングするアスリートでもあるので、

銀色に輝く髪ときれいにシェイプされた体がトレードマークですが、

撮られる写真も同様に、無駄のない美しい構図。そして、さすがの色合いです。

今から、仕上がりが楽しみです。 

 

松本創も青山も、言葉が上滑りしたような

ちゃらちゃらしたノリだけの神戸からは 、自然に距離を置いてしまう人間なので、

『神戸はやっぱりモノがちがう』はかなりシブい本になることが予想されます。

なぜなら、神戸は元来、シブい港町だったからです。

ただのふわふわとした綺麗な街なのではない、と二人は考えています。

混沌とした港町であり、いくつもの文化が混じり淘汰されてきた

そんな歴史を受け入れてきた街なのです。

だからこその軽やかなステップと懐の深さ。

それはやっぱり、背後に控える山の緑、

細く小さな土地を挟んで広がる気持ちのいい 海。

それがまずありきだと考えています。

 

この間、図書館で見つけた「エトランゼの語る神戸」 という本では、

神戸在住の 外国人たちが面白いことを言っていました。

 

神戸は山と海の間の距離が狭い。

その狭さが、山で生まれたものをあっという間に海にこぼれ落としてしまう。

それが、良い面であり、街の悪い面でもある。

それはまるで、山を削った土で海を埋め立てて作った

ポートアイランドの存在のようなものだと。

 

 文化・文明のいろんな面が、

実にわかりやすく反映される街だと言うことかもしれません。

 

そういったものを伝えられたらいいなと、思っています。

いや、わりと意味不明ですね(笑)。

 

つまり、こんな風に試行錯誤を繰り返し、

神戸っていったい何だろうと問いながら1冊を作っていきます!

という言葉を、開会の挨拶に代えさせていただきます(ぺこり)。

 

『青空チルアウト』中川充さんご来社。

中川充さんとは、
第1回ダ・ヴィンチ文学賞の
編集長特別賞を受賞された新進気鋭の新人作家さんです。

奈良県出身で現在桃谷在住。

 

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黒川博行著『暗礁』文庫本 By幻冬舎。

中之島に、藤井寺のワルい作家・黒川博行さんから1本の電話。

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今、書かせたい書き手「マツケン」。

マツケンといっても、大阪外大のマツケン。

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街場の中国論

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