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テレビのコミュニケーションに関しては、いみじくも府知事選挙に圧勝した橋下氏も、
テレビの場合は、何をいってるかなんて、本当は誰も聞いちゃいないんです。だけど、真剣に何かを話してるってイメージだけはちゃんと伝わる(橋下徹著「まっとう勝負!」小学館@毎日新聞)
と言ってるわけで、ほとんど「わたしは話しかけているんです。いいですか?」みたいなメタ・メッセージだけのコミュニケーションのみで、そこにすべてがある。
パチンコ
そのとき、人は理解するのである、資本主義的富の締めつけ、月給生活の窮屈さきわまるつましさに抵抗しているこの遊びの深刻さを、一挙に遊び手の手にみちあふれてくるお金の玉の欲情の大決漬を。(ロラン・バルト:「パチンコ}:『表徴の帝国』:p51)
オレの町内に昔、2軒のパチンコ屋がありました。パチンコは中学校3年から本格的にはじめて社会人になって止めましたが、「みんな」ではなく「われわれ」なんだ、ということはパチンコの話でほんまよくわかりました。パチンコを一つのネタにするとは、うまいこというな、です。ものすごいおもろかったです。
黒石神社の蘇民祭(岩手県奥州市)は、そのポスターの掲示をJRが拒否したことで、テレビ村的にはたのしい話題を提供してくれてました。
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「全裸は公然猥褻に該当し警察として措置する」
[「昼間から営業している居酒屋」。それをもてるのは、自分の時間を自分で決められる人々の住む街だけだ。]は、とてもいい文章ですね。いやテキストか。
錦・市場の漬物屋の井上の街や店についての記事の凄みは、彼が毎朝漬物を漬けそれを客に売り、時には昼から酒を飲み、夕には近所の魚屋で剰りを貰ってきたシマアジのカマをカンテキの炭火で焼いて喰っている、街的実生活者としてのリアリティにあることです。その軸足でしかものを書かない。